2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧
ずいぶん間が空いてしまったが、2連勝である。 勝てるとは思っていなかったが。 Kさんに焦りがあったとしか思えない。 Kさんは得意の高美濃囲い。わたしは例によって矢倉。しかし矢倉を組ませてもらえなかった。端から攻められて・・・。飛車が狙われて・・…
日経Web版で『パクスなき世界』という特集をやっている。なかなか考えさせられ、面白い。 (残念ながら私は無料会員で月に10本しか読めないので、全部を読んでいるわけではない。) パクスなき世界、というのは、平和と秩序なき世界という意味らしいが、平和…
会田雄次・小松左京・山崎正和 懐かしい名前が並んでいるので、読み始めた・・・どうやら1978年の鼎談集である。 おそらく、黒子の編集者がいたと思うので、鼎談というより座談と言った方がいいのかも。 何故、いまごろ文庫になって出てきたのか、とちょっと…
(きわめて個人的なことを記します) 先日亡くなったⅠさん宅に伺った。仏壇に手を合わせるためである。 私は原則縁のあった誰の所にも行かない。余りにも多すぎるし・・・すべて次の住職に任せることにしたからである。 ・・・親疎、どこで線を引いたらいい…
昨日、借りている本を返しに行ったついでに借りてきた。司馬遼太郎氏の書かれたものである。170ページばかりの薄い本である。 軍神と仰がれた乃木将軍。先日読んだ『明治大正見聞史』には、ジャーナリストの目で見た、殉死前後の事が書かれてあった。多分こ…
布団を蹴飛ばしていましたね 早く目が覚めて、寝床の中で久しぶりに物思いに耽りました ”このままではマズいか?!” どういうことかというと、ここのところ、読書の意欲がわかない。 秋だというのに。 なんとなく、ダラダラと時間が過ぎてゆく。 ・・・いよ…
風呂で、久しぶりに近所の同年代のおじさんと一緒になった。 夜寒くては眠れない。といっていた。 とすると、昨夜寝る前に入って、今朝起きぬけにこうして入っているのかもしれない。温泉宿に泊まった時など、私も経験があるが、日常的には考えたことも無か…
コロンブスを誘った黄金の島 中公新書 2000年 大航海時代を開いた一人はコロンブスであろう。とするならば、 まぼろしのジパングは、時代を開くエネルギーの源。憧れ・垂涎の地であろう。 ページをパラパラとめくっていたところ、元寇はジパングの金を求めて…
解説の最後の方に、 著者はこの『見聞史』に強い愛着を持ち、戦後に「自費出版してでも出したい」と、あう人ごとに語り・・・しかし、実現しなかった。とある。昭和44年死去、87歳。 ・・・実現したのは、死後10年近くたった1978年であった。 実名で出てくる…
今「関東大震災」に入るところである。 その前の「大正十年歳晩記」。年表を繰っても書いてないようなことばかり、書いてある。興味深い。現代と重なることが多い。 東京ではデパートで、エレベーターやエスカレーターに乗るのが楽しみという子供たちの事が…
明治初年には維新に批判的であった国民は、戦争のたびに、愛国者になっていったようである。ただ、田舎の人たちは、重税に苦しみ、何の恩恵も感じられなかったようである。だから恩恵に浴した大都会の感想が中心であろう。 そういう大きな時代の流れのことも…
実は午前中に記事を書いた。『明治大正見聞史』に関することと、私の「ケータイ」のことであった。ところが、添削して「公開する」を押した途端に、画面が止まってしまい、少しして「接続が切れた」という表示。 大雨の影響なのかな。 今ぺーじを開いたら、…
しばらく逆転負け(序盤優勢からだんだん追い込まれる)が続いていた。 今回は、序盤から劣勢。美濃囲いに対して、矢倉で戦うつもりでしたが、展開が早くて居玉のまま戦うことになり・・・・、5七成桂で、守ってくれる駒もなく、5九玉。金一枚で詰みとなっ…
実に面白かった。スカーとしたいひとにはお勧めです。 一人でレストランに入るのは勇気がいるとか、単身赴任は辛くみじめであるとか、そういう文ばかり読まされてきたが・・・。ま、そういうジャーナリストはお終いかな。確かにそういう動きが目に見えるよう…
あれは25年ほど前だったろうか。檀家さんのところにお参りに行ったときに、息子さんが結婚したという話を聞いた。それは良かったですね、おめでとうございます!と言ったときに、すこし複雑そうであった。子どもはつくらないという約束をして結婚した、とい…
「三人の若い俳優の自殺」について書いた翌日だったか、Kさんが、私に、あの自殺をどう思うか、と聞いてきた。私は、実は私には独自な考えがある、と前置きして、ブログに書いたのと同じようなことを話し始めた。そしたら、まだ話が途中だったのだが、猛然と…
久しぶりに面白い、頭が巡る。 女が強くなってゆく、男と女が対等にならないと収まらない、対等になって家庭が保てるのか、とか。 ところが、『国破れてマッカーサー』(まだ殆ど読んでないが)、誇りを失った日本人男子は、どんどん弱くなって・・・逆転し…
梅棹忠夫さんの本はずいぶん久しぶりです。何冊も読みましたが、最初は『文明の生態史観』でした。いかにも科学者らしい、視界の開けるお話でした。 今回、どういう事が書いてあるのか、まだよくわかりませんが、文そのものは小学生低学年でも読める。漢字を…
何冊か借りてきたり、購入したりして、手元にあるのだが・・・ゆっくりゆっくり。 それぞれの一冊が、長い時間の勉強の成果というのが多いのだから。 今読んでいるのは『19世紀ロシアの作家と社会』(これはずいぶん前に手に入れて、途中で投げていたもので…
1926年に最初の版が出ている。1926年というのは、昭和元年である 当時の世相というのはどんなものだったのか、知りたいと思っていた。これは、なかなか面白い。 途中の一篇「政府の恐露病と日露戦争」を読んだだけだが・・・一番最初の「維新当時の滑稽外交…