2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『三国志演義』 13

第九冊目に入った。 八冊目では、南の異民族制圧の話に関連して【もう一つの『三国志』 異民族との戦い】(KADOKAWAの新人物文庫)の、西南夷の章(p206~237)を読んだ。この本は結構面白いので、全体を読むつもりはあるが、それはもう少し後、三国志演義を…

『三国志演義』 12

第七冊を読み終え、第八冊に入った。第七冊は随分時間が掛かってしまった。 先主劉備がなくなり、別れ別れになっていた孫夫人も長江に身を投げて死んだ。 第七冊では、その他にも、多くの英雄が鬼籍に入った。 第八冊では、蜀の南方の蛮族の平定の話が続く。…

黄忠が死んだ。

75歳である。劉備に、「昔わしに従った大将たちはみな老いぼれて物の役に立たなくなったが・・・」(p179)と言われたのが身に応えて、勝手に出陣して、手柄を立てたが、矢疵を受けて、亡くなった。 まあ。いい死に場所を得たともいえるが、当時の75歳と言…

読書中の雑感

劉備が、関羽の敵討ちをしようとして、誰の言うことも聞かずに、呉に向かうところに差し掛かっているのだが・・・ 劉備はこの時還暦を過ぎている筈で、現代に当てはめて見ると、古希を過ぎたころに、もはや誰の言うことも聞かずに、無謀な運転をして取り返し…

読書中の本など

『三国志演義』関羽の死を目前に読むのを止めてしまっていたが、思い直して、読み始めた。自分よりも強いものに敗れるならともかく、毒矢を使われたり、計略で虜にされたり、裏切られたり、散々な目に遭って、最後は、首を切られる。 身を二つにされ、霊が宙…

『宗教改革の真実』読みました。

デューラーの本はまた読みなおす必要がありそうだが・・・ 本の紹介は、いつものことですが、しません。個人的な思いだけ。(分かりやすい解説はネットで簡単に見つかると思いますので。) ルターの宗教改革が始まって間もなく、修道士の還俗という動きが始…

いろいろ

『三国志』はストップしてしまっている。みんな年を取り、これから没落の過程に入っていくので、もう少し元気がないと読み進めない・・・気が滅入るのは分かっているので。 代わりに、数年前に一度読んだ『脳の中の幽霊』を再読し始めたが・・・これも思わし…

雪景色

羽生さんがA級を陥落するのが50を越えた時・・・関羽は、今55を越えているのではないか・・・自分の衰えを自覚するがゆえに、独善的になっていく・・・そこにつけ入るスキが生まれてくる・・・。 関羽が敗れるところに差し掛かり、進まなくなってきている。 …

『三国志』 11

第七冊に入る。第六冊で、曹操は魏王となり、荀攸が死ぬ。第七冊では、劉備が漢中王となる。 『三国志』(中公新書)も読み進んでいるが・・・すこし難しいかな こういう見方もあるのか、と思うと同時に、こっちの方が現実的な見方かも知れないとも思う。 ヒ…

『三国志』演義から正史、そして史実へ (中公新書)

この本は、後で読もうと思い、10日ぐらい前に手に入れたのだが、読まないで積んでいた。今回、荀彧のことが気になり、つまみ読みした。 第三章 曹操 変革者の実像 のところに荀彧の事が書かれてある。 【敗戦(赤壁の戦い)による混乱を収束させた曹操は、大…

『三国志』 10

第六冊に入った。荀彧が死に、鳳雛先生が死んだ。 荀彧は、何故、曹操と距離が出来てしまったのか。袁紹の元を去ったときの思いと重なるところがあるのだろうか。官途の戦いごろまでの彼は、法家そのもののように感じた。曹操と打てば響く様な関係だったよう…

雑記

二月ですね。少しは暖かくなるか、と期待している。 昨日は、昼寝をしていてそのまま寝込んでしまい、起きたのは夜10時半ごろ。 参ったなあ。 それから歯を磨いて、二度寝をしたが、眠れない。 まあ。身体が休まればいいや、ということで、寝床に4時まで居…