2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

中絶の「死の文化」を広げぬために

産経新聞の「正論」5/25の記事である。アメリカ合衆国で、人工中絶を、憲法違反として禁止する方向で進んでいることに対しての、論考である。 戦後日本で、今のような「中絶天国」が生まれた背景が書かれている。 一読を勧めたいところだが、産経新聞は一般…

『絵画で読む聖書』新潮社

著者 中丸明 1997年発行 旧約聖書 新約聖書 聖人列伝抄 という構成になっている。私は「新約聖書」の部分から読み始めた。 さきほど、一通り読み終えたところである。 文章は、宗教色が消されていて、読みやすい。が、宗教色を消すために下ネタを使うという…

超10GB

今朝の読売新聞のコラムで知った言葉である。「ちょうじゅうぎが」と読む遊び言葉らしい。 尼崎市の個人情報持ち出し、は確かに信じられない事件である。 昨日このニュースが流れた時、私は、東海村の放射能汚染事件を思い出していた。あれは何年前のことで…

寂寥感というのか

昨日、おにぎりに嚙り付いたら、前歯が折れた。根元から。痛みも音もなく。 おにぎりに噛みついている歯を取り出して、つらつら眺めてみるに、 ひびの様な模様があり、そうとう、年季を感じさせられる。恐竜の鉤づめほどではないが・・・。 ・・・硬い歯です…

雑感

今朝の新聞、(読売と産経のWebサイトのコラム蘭)二つとも、20代の4割がデートをしたことがないことを取り上げていた。 昔はどうだったのだろうか。統計的には、もっと少なかったということなのだろうか。 昔は、25を過ぎれば、知人に薦められてのお見合い…

『私の言語学』  つづき

今 第二章の途中である。内容が豊富で、立ち止まることが多い。 担当編集者が、聞きたい質問を用意し、何回か話を聞き、本にまとめたのであろう。だから、多岐にわたっているのだろう。 ・・・自分で考える、人なら、生きる姿勢はこうあるのだろうなあ。と思…

『私の言語学』(大修館書店)

鈴木先生が還暦を迎えたころ(1986年)、編集者が企画し聞き取った話を纏めて出来た本のようである。 放談(と言っていいように見える)のようなところがあり、論文として書かれた物とは違う、読みやすさと面白さがある。(文庫本になっていないのは、本人の…

ドライブレコーダー 2

月間運転レポート、というのがある。 5月の評価は、77点。確か運転免許をとった時の実地テストは70点以上が合格だったように記憶しているので、まあまあかな。 勿論事故というのは100点を連発していても起ることだから、これで安心というわけではないが、非…

ホトトギス

真夜中1時ごろ目覚めた。ホトトギスが鳴いている。 そういえば昨日、卯の花が咲いているのを見たな。 卯の花とホトトギスは、何のつながりもないのだろうが、 子どもの頃覚えた〈うのはなの におうかきねに ほととぎす はやもきなきて〉という歌が浮かんで…

『ことばと文化』(岩波新書)

1973年5月初版。第一回目に読んだのは、この年の5月下旬。第二回目に読んだのは、2016年。 そして今回第三回目。 鈴木さんの本はどれも面白いが、この本は特に好い。すごく刺激的である。今回読んでも、やはりそう感じた。お勧めである。 『ことばと文化』p1…

泰山木の白い花

今朝の事。散歩がてら買い物に出かけた。 ちょっと暑そうなのでいつもの道ではなく遊歩道の方に足を向けた。 曲がり角で立ち止まって見上げているおばあさん(と言ってもボクのおばあさんではなく、ボクと同じぐらいのおばあさん)がいる。ボクも通り過ぎる…