2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

マルサス『人口の原理』

全19章の内の10章まで進んだ。 ダーウィンの『種の起原』の話の展開にかなり似ているなあ それはそれとして、今は。 読んでいるうちに、確か去年の末ごろに、人口が80億を突破したというニュースが流れたことを思い出した。ボクらが中学生の時には確か…

ダーウィニズム

久しぶりに『2001年宇宙の旅』という言葉を目にした。 (『ダーウィン以来』30章 人間性の非科学性;ここではS.キューブリック監督の映画のことが話されている) そして『パンダの親指』第二部4章 自然淘汰と人間の脳--ダーウィン対ウォーレスを読んで、…

『パンダの親指』読み始めた

この本は1980年出版、日本で翻訳出版されたのは1996年。 中華人民共和国の国連加盟、中華民国の脱退が1971年。米中関係の改善の象徴のようにアメリカにパンダが送られたのもそのころであろうか。 翌72年、日中国交正常化、日本にパンダが送られてきたのも、…

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はてなブログの”一年前を振り返りませんか”のメールに答える形で メールにある1年前、2年前、3年前(4年前はない)の記事を読んだ。 3年前、ボクは「もうこれ以上進化論関係の本の読書は終わりにしよう」と書いている。 3年前のその時、進化論関係の本…

昨日の記事で・・・

【有機体の神的作用への愛、おお汝唯物論者よ!・・・なぜに脳の分泌物たる思想が、物質の属性たる重力よりも不思議さにみちているというのか。それはわれわれの傲慢、われわれのわれわれ自身に対する賞賛。】p32 これを読んだときに、禅は唯物論だなあ、と。…

『ダーウィン以来』J・グールド

久しぶりに、グールドを読みたくなった。 彼の本をほとんど手放してしまったので、いまはこの本しか手元にない。 パラパラめくってみると、赤線が沢山引いてある。 お気に入りの本なので手元に残した可能性は高い。 (しかし、悲しいかな、そのことが思い出…

『昭和史と私』林健太郎

読み終わりました。 総じて面白く読ませてもらったのですが、とくに印象に残ったのは次の所でした。 第十二章 共産党シンパから社会党シンパに 【私が共産主義を信奉し、その理論を絶対的真理と考えたのは、私の生涯の中では、若い時の一時期にすぎない。そ…

以前書いたブログを思い出した

それで、少し読んでみた。 今、ダーウィンのことを書いているのだが、当時は、グールドの『フルハウス』とか『ワンダフルライフ』について書いたりしている。 ・・・グールドは何冊か読んだことは覚えているのだが、ブログに書いた内容についてはすっかり忘…

『丸かじり ドン・キホーテ』

長い間ほったらかしていましたが、久しぶりに、開きました。 今回は、本文ではなく、 第二章『ドン・キホーテ』を読み解く13の鍵 p306~398 第2の鍵 【キリスト教徒の南征、国土回復は、本質的には植民地主義的なものであった。1492年、グラナダを奪回し、…

『オスとは何で・・・』 (18日添削しました)

読み終わりました。ちょっと難しいところもあり、全部理解したとはいえませんが。 言葉というのは、切り口のようなもので、切断したところから、二つになる。男と女が対になる。違いが鮮明にされる・・・一般的にはそう思うが、男と女の場合は、その切り口は…

読書のこと 

今下巻90頁あたり 今上巻400ページあたり 今100ページあたり この最後の本は、昨日から読み始めた。 ダーウィンの時代から随分遠いところに来たような感じがする。 いろんな思いが沸き起こるが、素人は何も言わない方がいいだろう。 まだ半分ぐらいの所で…

勝手な妄想など

『種の起源』第二冊目に入ってからあまり進まない。難しいのだ。理由はいろいろあるだろうが、要はボクの知識が追い付かないということに尽きる。 それで、『人間の由来』のほうを読み進めている。 第一部が、人間の由来または起源 第二部が、性淘汰 その最…

春ですね

今日は半そででもいいぐらいでした 梅は満開、サクラは2分咲きぐらいか おまけに ウグイスの鳴き声を聞きました もう里に下りてきているのですね ・・・・・・・・ 『人間の由来』読んでいて思うことは どうやらアダムスミスの『道徳感情論』の少なくとも …

ダーウィンはおもしろいですね  2

昨日、推理小説のような面白さ、と書きましたが さらに、総合智のような 総合智というのは、知識を総動員して考えるような 楽しさ、と言ったらいいか。 ・・・年表を繰っていると、なぜ、進化するという考えがこんなにも遅れたのだろうと不思議になる。ヘー…

ダーウィンは面白いですね

読むのは本当に久しぶりなのですが。 何がいいのかというと、一概には言えないところもありますが 普通の人が、特別の専門知識なしに、読んでだいたい分かるというところでしょうか。 (読者のレベルに下げて書いている、というのとはずいぶん違う。一所懸命…

『種の起原』 など

第七章 本能 いまここ 《この世界は神様が一週間で創造したものではない。》 「ビーグル号航海記」は20代に読んで以来、まったく目を通していないので、何が書かれてあったか、忘れてしまったのだが・・・ この「種の起原」は、このことがテーマであるのは確…

ダーウィン『種の起原』上下 岩波文庫

第五章に入った。上巻の半分ほどの所である。 なかなか興味深い。 ボクは今まで20代の頃から何回も挑戦したのだが、いつも冗長という印象を受けていた。飛ばし読みをしたことも多い。 今回は、多分これが最後だという思いがあるからだろうか、ゆっくり丁寧に…

医者通い つづき(4日追加)

昨日、土曜日が待てないで、近くの整形外科医院に出かけた。 行って正解でした。詳細は略しますが、待ち時間を入れて2時間半、治療を受け始めてから1時間半かかりました。・・・土曜日午前中だけの診察だとすると、私だけで半分の時間を使わせることになっ…