昨日のつづき

姉の話だと、父は池波正太郎のファンだったらしい。ほとんどは近くの図書館から借りたりして読んでいたらしいが、購入したものもある。この「捕物小説名作選」には氏の作品は含まれていないが、「選者」が彼である。池波正太郎の名前が目に付けば全部読んだのかもしれない。

 

確かに、テレビのBSチャンネルでよく「剣客商売」とか「鬼平犯科帳」を見ていたのを思い出す。同じ話が何度も再放送されるのだが、それを毎回、何度でも見ていたらしい。気に入っての事なのか、忘れてしまうのか・・・・

 

池波正太郎では、家内の事も思い出す。家内も池波ファンだった。「鬼平犯科帳」と「剣客商売」は全部読んだと言っていた。気に入ったところは何度も読み返したりしていたらしい。

 

私にとって、何度でも手に取る、それほど気に入っている本・作者は何・誰だろうか。

司馬遷史記列伝」とか「陶淵明詩」「陸游詩」とかがそれだろうか。確かにしばしば手に取るが・・・・