と喜んで挨拶に来られた。
金婚式か何かだろうと思ったのだが、今時金婚式ぐらいで知事さんから表彰されるとも思えない。
何で???人助け???
シニアの、県の作品発表会(県展のようなものだろう)があったらしく、そこで、彫刻の部で入賞したという。おめでとう。
彼は、60歳の時始めて、現在84歳ぐらいだろうか・・・
毘沙門天立像が認められたようである。
私は、彼の作った「達磨大師座像」を飾って坐禅をしている。確か70代のころの作品で、3体作った中の2体を頂いた。一体はペルーにもっていって、現地に置いてきてしまった。それで新たに貰った、それが今もここにある。
それなりに気に入っている。
今度の受賞で、他人から作ってほしいと頼まれたという。頼まれて作るのは初めてなので緊張します、と嬉しそうに話していた。
60から始めて、こつこつと20余年。人に認められる作品が作れるようになった。
確かに研究熱心な方で、子安地蔵を作る時は、抱きかかえた子供と地蔵菩薩のバランスなどに随分苦労して、下絵を何枚も書いていたのを見せてもらったことがある。