ワインで乾杯

昨日、ワインが届いた。

早速、天皇陛下即位と姪の結婚を祝して、乾杯した。勿論一人である。

 

乾杯と書くと、その日の完敗が思い出されるが、それはそれでいいか

 

サルー。ペルーでは乾杯は、サルーといったな。ワインはビノだった・・・チリ産の昨年取れたワイン、一番安いものだと思うが、それを飲んでいるせいか、ペルーの頃の事を思い出した。

 

いろいろなところに連れて行ってもらったが、最初の頃は危ないところにも行った。

或る晩、タクシーで、橋を渡って危険地域に入ってしばらくしたら、二人の男がどうやら車を止めさせて強盗を働いている現場のすぐ横を通り過ぎた・・・・

確かある成功した日本人の、もっとも古い店(今も開いている)というのに行ったのだった。彼はそういうところで商売を始めたということである。いまではチェーン店を沢山持っているとか。

そこで、鳥のゆでた(焼いた?半分に切ったものだった)のを食べながら、ビールを飲み、ワインを飲んだ。小便臭い薄暗いところだった。

そのことを、久しぶりにワインを飲んで思い出したのだが、その時、私たちを歓迎する意味で、古いものを出してきたようだった。それが、グラスに注いで匂いを嗅いだら、それこそ古くなっていたようで、飲めなかった。

 

ワインを飲むとき、最初にチェックしてから注ぐ場面があるが、そのチェックは必要なのだと、その時思ったことだった。

 

サルー。健康を祝して