つづきのような・・・

民主主義といっても、いろいろあって、EUなどは、完全にエリート主義と言っていいだろう。

国民の数が多くなれば、当然、代表が選ばれて、政治をするということになるのだが、国民は、選ぶ権利は持っていても、それ以上のものは持たないということも有り得る。選んだ代表に自分たちの要望を伝えるためには、それなりの組織が必要なわけだが、それもいつの間にか、一つの既得権益のようなものになって行って、そこに巣くう人たちの思惑が、自分たちとは乖離したものになってしまう。情報が共有されなければならないが・・・

 

抑圧体制とポリアーキーとの間に、無限の中間体制は入るのだろうが、時間の経過とともに、抑圧体制の方に傾いていくような気がする。組織が安定してくれば、権威が高まり、権力が安定し・・・・

 

大衆、国民が、選挙で代表を選ぶ以上の、異議申し立てをする機会というのは、何処にあるのだろうか。

国民投票などはその最たる機会だが・・・

 

ま。考えるというか、本に考えさせられることは、まだまだ沢山あるのだが、この辺で。