少し読みにくい。ま。『ローマ帝国衰亡史』と比べれば、読みやすいといえる。
当時の文章というのは、そんなものだったのだろう。
今、新訳も出ているようだ。それは、文章も今風に読みやすく変えてあるらしい。
私は、それほどでもないので、このまま読み続けるつもりだが、今読んでいるのが『ローマ帝国衰亡史』だったら、別の訳があるならそちらに変えたいところだ。ヘーゲルほどではないが、ボクの頭ではついて行けなかった。
ボクは数えきれないほど挫折しているのだが、それでも、そのたびに、苦いですね。苦みというのはそのたびに新鮮なのかもしれない。
今回は、最後まで読みたいと思っている。多分、若い時には何処か途中で投げ出したはずだから。・・・根気のなかった私にこれが読み通せたとは思えない。