昨日は摂心でした

ま。一日おとなしくしていた、と。

ですから、読書も進まなかったわけですが・・・

 

やっと西欧でも、動物にも人間と同じような意識がある、と考える人たちが増えてきているようですね。だから、ま、捕鯨に反対したり、動物の肉を食べない、という意思表示をしたり・・・この人たちはそんな考えの人たちの中に入るのでしょうね

 

この間見ていたビデオ(BBC制作の生き物シリーズ)で春が来て飛び跳ねている牛の様子などを見ると、これを見て彼らと意思疎通が出来ないなどと思うことが不思議な気がします。ヒトと同じことを感じていると思いますけれど・・・ね。カメラマンもそのつもりで撮っているように感じます。かれらは単に、運動できることとか新鮮な草の匂いとかに反応しているだけではない、と。春を歓迎し喜んでいる

 

『動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか』と『あなたのなかのサル』は著者が同じでした。この著者は有名な方のようで、『進化と人間行動』のなかにその研究の一部が取り上げられています。「世界でもっとも影響力のある100人」に選ばれたこともあるとか。

彼らは、ダーウィンと似た考え方をしている、ヒトは特別ではない、と考えている。動物の中にヒトも含めている。

でも、西欧世界には、こういう考え方を、生理的に許容できない人たちも多いのでしょう。だから、利己的遺伝子のほかにミームを考えざるを得ない。ヒトは特別だから。

 

ほかの動物の思っていることを翻訳する器械が出来たら、話が通じるだろうか・・・

ひと同士の話が通じるようになれば、ほかの動物とも通じ合えると思いますが・・・スターウォーズスタートレックの世界ですね。どうでしょうか

ひと同士の意思疎通がいちばん難しいかもしれませんね。

 

ネアンデルタール人の脳容積は、現代人より多かったらしい。また現代人は1万年前の人間より容積が小さくなっているらしい。

それは、ネアンデルタール人は、現代人ほど豊かな言葉を持っていなかったので、記憶するものがとてつもなく多く、大きな脳を必要としなのではないか、と。また、現代人は昔の人たちよりも、安全で分業化された世界で生きているので限られたことだけにしか頭を使わなくなってきているので、だんだん小さくなっていると。

そうかもしれないね。

そのうち美人は10頭身になるかも。いまでも小顔が好かれるようだから。

 

チンパンジーは人の顔を覚えるのが人間より優れているという。とくに、逆さにした写真などを見せた時、それがハッキリすると。敵と味方、その表情を読む力が必要な世界を作っているということであろう。

木に逆さにぶら下がることなどほとんどないから、そういうことが出来なくても悲観はしないけれども・・・・

ヒトとは似て非なる世界に住んでいるようだが、話を聞くと、その様子はなかなか面白い。ボーとしていると、騙されてしまう。

ボーとしていられるのは人間の世界だけかもしれない・・・