『動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか』

この長いタイトルはどういう意味なのだろうか

 

気になった。人間は、彼らの賢さが分かるほどには賢くないのではないか

ま、素直に読めば、そして、イエス、と。あまり賢くない、と。

しかし、こういう問いかけをするということは、ノーである。だんだん分かってきた、と。

 

ついこの30~40年前から、大きく変わり始めたようである。

 

この著者は、心というものを、科学的に研究しようとしている。その心というものは、どうもアメーバにもあるのではないか、と考えているようだ。(たぶんこれはダーウィンも似たことを考えていたようだ)ただ、それをどういう風に研究したらいいか。それが一番の関心事のようである。

そして、やっとその時が来た、と。

 

仏教は、命あるものは全て心の生み出したものと考えているから、ほんの少しだけ似ているところもあるが、科学的に研究しようというようなところはない。

 

まだ、読み始めたばかり(95p)だが、楽しい時間が持てそうである。