二月は逃げる、だね

過ぎてみれば、あっと言う間です。

人生も、同じようなものかもしれませんね。

 

今、ネットはコロナウイルスのニュース一色という感じです。

エイズウイルス騒ぎのときを思い出します。もう随分前になります、わたしが修行道場に居たころです。沢山の外国人が出入りしていたのでしたが、かれらは半ばパニック状態でした。普段の挨拶でも、キスをしたりする人たちですから・・・エイズウイルスの正体が分からないうちは本当に不安だったと思います。

今回のコロナウイルスも、まだ正体不明で、どういう経路で感染するのかもよく分からない・・・いろんなあいまいな情報が入り乱れている・・・

 

昨日北海道知事の記者会見の映像を見ましたが、どうも行政のトップでも、ほとんど何も権限がなく、お願いをする、のが精いっぱいのようである・・・

チャーター便で帰国した人に検査をお願いし断られた、最初の頃の事が思い出されます。

今一番情報を持っているであろう人々から、外出を差し控えるようにというお願いが出された・・・とりあえず、それに従うのが賢い選択のように思います。・・・・

 

何が優先順位なのかはそれぞれの立場で違いますから・・・それが発信されると・・・結局は、受け手がどういう順位をつけて受け取るかという話になります。自分の立場から見れば、言いたいことは山ほどある、かもしれない。

 

今、霊長類の賢さの話を読んでいるのですが、霊長類の賢さというのは、かなり功利主義的のように思います。ある意味露骨で分かりやすい。人間は、かれらより大きな集団を作っているので、それを洗練させてきているようですから、さらに一筋縄ではいかないにしても・・・・

「これは儲けるチャンスだ」という人も居るでしょうし、「まぎれる機会だ」という捉え方もあるでしょうし、「現場で活動する人はたいへんだなあ」と同情する人も居る・・・個人的な受け取り方は「いろいろ」でしょう。

 

疑心暗鬼が止み、冷静な対応が出来るようになる日の一日も早く訪れますように。