『デカルトの誤り』

この本は、私の誤りで借りてきてしまったような本です。でも、図書館が大工事の最中で、2か月近くも借りられるということで・・・ずっと手元に置いている。

思い出したようにページを繰っていて、途中から読み始めたら、それなりに面白い。まだ、デカルトとどうつながるのか、分からないのだが・・・・また、私にはすこし難しいような気もするのだが。

脳の話である。脳の話は、以前オリヴァーサックスの本を何冊か読んだことがあったが、その時以来である。・・・この間までサルをはじめ動物の認知について読んでいたので、ま。続きのようなものかな。

オリヴァーは確か脳神経科の臨床医だったが、この本の著者、ダマシオ氏は、神経学者・心理学者とある。

 

この間ごろ、ドラマ『FBI捜査官』を随分たくさん見たのだが、その時、悪魔がいるような描き方がされているような気がした・・・いまこの本を読んでいて、その時の事が思い出された。

 

まだ全体の3分の1ぐらい読んだだけなので、何とも言えないが・・・

 

毎日、読書と散歩と、そしてネットだけだと、世界が狭まったような気がする。

新型コロナウイルスは空気感染が疑われているらしい。非常事態宣言も、まだ薬がないことと、空気感染することから、なされているのだろう。

空気感染だとすると、ここに到達するのも時間の問題のような気がしますね。

ま。あらためて覚悟を決める必要があるかもしれません。

私は以前(もう何十年も前ですが)不整脈が出て、空気が足りなくなったことを思い出します。どれだけ息を吸っても、吸い足りない・・・肺をやられるというのはその延長上にあるのだろうなあ・・・

自分の身近に体の弱い人がいるなら、気が気ではないでしょうね。・・・

歳をとって無力感を感じているうえに、さらに、何も出来そうにないことが重なって・・・

 

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出来るのは、淡々と、今自分に出来ることをやることだけです。