家内の13回忌法要

お寺でお経を挙げてもらっている間、今まではいつも、自分も唱和していたのだが、今回は、声を出さずに、聞いていた・・・聞いていた??

どうだろうか。物思いに耽っていたわけではない。途切れ途切れにお経は聞こえていた。・・・時の流れを感じていたのだろうか。身を任せていた?

 

過ぎたことを思い出しても詮無い事である。

家内がなくなってから丸々12年が過ぎたわけだが・・・。

 

スペインではお葬式が禁止されたという。日本でも、一緒に住んでいる家族以外を呼ぶことは、まもなく、難しくなるかもしれないな。

自分が感染者であるかもしれないと考えて行動しなさい・・・つまり接触した人にうつす可能性があることを考えて行動しなさいと。これが、行動の基本的姿勢になるのも直ぐだろう。

 

急には、なかなか出来ないことであろうが、それをやらなくてはならない。

自由を大切にしてきたなら、(命令されるのは誰も大嫌いだから)自律的な判断で行動しなければならない。そうでないと、強制されることが始まりそうだ。

 

ウイルス感染の恐怖時代が、どれだけ長い間続くのかは知らないが、何時かは収束する。その収束の時、自由を失ってしまっているようなことになってはならない。

強権を発動すると、ことは簡単そうだが・・・

 

曲がりくねった道をまっすぐ歩く。それは曲がりくねった道を曲がりながら、近道を考えないで、一歩一歩歩くということであろうか。

 

4月半ばのお祭りは中止になった。ただ、ここはお薬師様を祀っているところでもあることだし、最小限の人に寄ってもらって、御祈祷をすることに決まったようだ。

 

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これは、ソメイヨシノではない。日本に、サクラは数千種類もあると聞く、今近くの山や丘にはいろいろなサクラが咲き乱れている。普段は分からないが、花が咲くと、こんなにもサクラは多いのだ、と驚く。おそらく日本中至る所で。