無題

この間、A・ダマシオ氏の本(『デカルトの誤り』)を読んで、久しぶりに、O・サックス氏のことを思い出し、本を手に取った。何年か前、途中で投げてしまった『音楽嗜好症』(ハヤカワ文庫)

確か「序章」の書き出しにあるA・C・クラークの『幼年期の終り』のオーバーロードのように、音楽にほとんど興味のなかった私が、ペルーで、歌と踊り(ダンス)に出合って、音楽に興味を覚えて(羨望の気持ちをもって)、この本も手に取ったのであった。

しかし、途中で投げ出してしまった。

 

今回、先に投げ出したところから読み進んでいるのだが、面白く読んでいます。

音楽は相変わらず苦手だが・・・ペルーから帰ってからは、スパニッシュギター曲を時々聞くのだが、ま、30分で満腹である。・・・書いてある内容は興味深い。

 

デカルトは、音楽はどうだったのだろうか。

1人でレコードを聴いている彼は想像できるが・・・コンサートホールでは見かけないような・・・そこではニーチェに会いそうな・・・。

 

・・・お坊さんは、お経を誦む。それは、ある種の音楽のような気がしないでもない。ボクのような音楽音痴が、毎日お経を誦むというのも、考えてみれば面白いものである。

 

語句の挿入や訂正ができない。使い方がよく分かっていないということなのだろう。困ったことである。