「訳者あとがき」を読んでいたら、『生命40億年全史』には288通の読者の声が寄せられた、とある。その中には、ホームレスらしい人からのモノもあったと。
あれだけ面白いのだから、納得。
そして、今『地球46億年全史』を読んでいて、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』にまつわる話を思い出した。
もうおぼろげな記憶なのだが・・・ときの女王陛下が(王女だったかも)”すごく面白かったので、次の作品も読ませてください”と手紙を出した。そうしたら、幾何学か代数幾何学かの専門書が送られてきて、ビックリした、と。
ルイスは、有名な数学者だったのだと。
何か、『地球46億年全史』も、かなり専門的な感じがする。一般啓蒙書として書かれてあるのだろうが・・・私が余りにもこの分野に無知すぎるということなのかもしれない。ま、ちょっと時間が掛かりそうである。
この古本の前の持ち主も、似たような感想を持ったのか・・・ほとんど新本のようにキレイである。(多分ぱらぱら捲って写真や図を見た程度かもしれない)
日経の平成21年2月8日の『書評』(中村桂子女史)と、2月9日の書店のレシートが挟まっていた。
こういう本は、何とか読んであげないといけないような・・・。高校の時「地学」は得意だったのだから。地図を手元に置いて。
・・・これの読者カードはどれほどだったかな。ちょっと気になる。
今日は端午の節句。速いね、今年は。