『地球46億年全史』 2

やっと面白くなってきた。

序文書き出しにこうある。【私はこの数年間、プレートテクトニクスがいかに地球に対する認識を変えたかについて、どう書けばいちばいいいいかということをずっと考え続けてきた。】

 

プレートテクトニクスについては、そうとう昔に読んだ記憶がある。

書名を忘れてしまったのだが、岩波新書だった。で、検索してみたら・・・

『新しい地球観』1972年。が出てきた。これです。わくわくしながら読んだ記憶がある。

あの時もう少し詳しい本を読みたかったのだが、当時それはなかった。

 

今回やく50年ぶりに、その後の事を含めて、詳しい話が読めるというのは嬉しい限りである。ところが、とっつきが悪く、戸惑ってしまった。・・・

やっと第4章 アルプス 第5章 プレート 辺りに差し掛かって、安心して読めるようになってきた。

 

今、千葉・茨城辺りで地震が頻発している・・・長野辺りでも。

ストレスを溜め込まないで、小出しにした方がいいような気はするから、沈黙してほしくはないような気もするが・・・

「泣きっ面に蜂」という言葉もあり、心配なことである。

 

そうそう。確か、『日本沈没』という映画があり、劇中に、プレートが沈み込みながら日本を引っ張り込む、というような話があった。物知り顔に説明するのは宝田明だったかな。

「いくら何でもそれは嘘だろう」と思いながら見たというおぼろな記憶がある。