『地球46億年全史』 3

やはり。私には少し程度が高すぎるようである。読み進めるのはかなりキツイ。

 

本の内容に新しい事が多すぎると、教科書を読んでいるような、一回では理解しにくく、繰り返し目を通すことが要求されるような気がする。興味ある話題ではあるが、なかなか進まない。

 

それでも、プレートテクトニクスというのが、いかに素晴らしい、地球観を変えてしまう考え方であるか、は徐々に分かってきた。これによって、当時の学者の抱いていた疑問点の大半が解決したのであった。

例えばアルプスの山の地層の曲がり具合は、どんな力がどんな風に働けばこんなことになるのか、など。そして、この仮説を受け入れるにあたっては、次から次へと新しい問題が浮かび上がってきた。

 

いま、第7章 ドルと宝石 というところを読み終えたところである。なかなか興味深い。ボクは以前から宝石には興味がある。宝石というより、中国古典に出てくる”玉”である・・勿論所有することは出来ないが・・・

 

・・・大陸も海底も、たえず動いている。それは、爪の伸びる速さと同じぐらいらしい。それが、考えることも出来ないほどの年月の間に、大陸が押し合い、高山を作り、高い圧力下で岩石を変成し・・超大陸をつくり、また、離れ、また、一つになって、また、離れるという動きの中で、高い山は、侵食・風化して平地となり・・・深い底のものが表面に現れ、山のてっぺんにあったものが海底に沈み・・・また・・・

今の風景が出来上がっている。(宝石はそういう中で生み出された。)

 

爪の伸びる速さのような動きが、こういう働きをしてきたらしい。それが、すべてを巻き込んで・・いまも・・・している・・・

 

・・・・・

 

図書館が県立は今日から、市立は9日から、再開することになった。

ホッとしている。

私は、古本を何冊か購入した(今月一杯は再開しないだろうと思っていたので)、それが今日から続々と到着する予定なので、しばらくは図書館に出かける必要はないが、近所を散歩するだけでなく、行動できる範囲が広がるというのは、気持ちの上でも嬉しい事である。