以前、”お札”には肉眼では読めないほど細かい文字が隠されている、と聞いた覚えがあるのでヒマに飽かせて新札を眺めてみた。折れ目のついたようなお札は、今の時期、あまり顔に近づけたくはない・・・
こんなところにもNIPPONGINKOが・・・分かってみれば肉眼でもそこにローマ字が書かれてあることは分かるが・・・ろーがんでは見分けられない。
ルーペの使い方にも大分慣れてきた。・・・小学生に戻ったような感じ・・・確か小学3年生か、あるはもう少し上の頃、50倍に見えるおもちゃで遊んだことを思い出した。中学生と高校生の頃は、顕微鏡で遊んだが、これは自分の持ち物ではなかったし、すぐにやめてしまった。・・・一時天体観測もしたことがあったが、寒くて・・・続かなかったな。・・・わいわい騒ぎながら見たこともあったが・・・そのころは、何かに興味を持つというより、時の流れに身を任せ、何にものめり込まない、という感じだったな。
たかがルーペ一個の縁で、いろいろ思い出したが、思い出は苦い方にも繋がるから、このぐらいにして、現実に戻ろう。
天体望遠鏡や顕微鏡が発明されたとき、あらためて「自然」というものが見直され始めたわけだが・・・そこにはやはり人間のすることだから「見えないものが見えた。見えるはずのないものを見た。」ということもあった・・・
いよいよ『地球46億年全史』に戻る。残すところ150pあまり。