雑記

アメリカが気になる。・・・大体余裕がなくなると、内部に抱える問題が表面化するのは分かりやすいことだが・・・それにしても、世界中に争いの種をまき散らしているように見えるのだが・・・。誰がどう得するのだろうか。

 

200年前、トクヴィルは、アメリカ民主主義の最大の問題は黒人問題だろう、どう解決するのだろうか、と憂慮するようなことを書いていたが・・・トランプさんはその問題の傷口を開くような方向に動いているように見える。

 

この間、『現代ドイツ』の問題を考えていた時に、気になったのはコソボアメリカである。それでも、この方向にしか光は見えないのだろうなあ。と。

 

グローバル化のすすむ時代、日本も世界標準から取り残されるわけには行かないのだろうなあ。・・・一枚岩のような、”日本人意識”を否応なしに解体する必要があるのだろうか・・・

 

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独ソ戦』は遅々として進まない。

 

『人間ゲーテ』を読み始めた。すこし古い本である。著者は生きていれば今年100歳。

50代に書いた本である。

私は、ゲーテは退屈だと思って何度も投げ出したことを思い出す。この本の”序”を読み始めてすぐに、「ゲーテは『詩と真実』を、ひとを退屈させるために書いたのではあるまいか」というような言葉が出てきて、嬉しくなった。その退屈なゲーテを著者はどう読んできたのか、なかなか魅力的な文体で興味がある。

(記憶がおぼろだが、私はこの本を随分前に読んだような気がする。ま。それでもいい。私の今の感想は随分違ってきていると思うので。ちなみに『ファウスト』は若い時に3回読んだ記憶がある。最後まで読んだかどうかは覚えていないが)

 

今日は「将棋」の日であったが、雑談で過ぎてしまった。彼は昼からゲートボールのお付き合いとか。