『人間ゲーテ』読み終えた

面白かったですね。もう一度『ファウスト』を読んでみようという気になりました。

ちなみに、この本は以前読んだことがありそうですが、あまり記憶に残っていない。

 

ファウスト』もう古い翻訳しかないようですが、復刻版が出ているのですね。私ぐらいの歳の人が要望して復刻することになったのでしょうか

前は確か岩波文庫で読んだ記憶がありますが、今回は中公文庫(手塚さんの訳)で読んでみようと思います。

 

科学者としての面は一言も触れられてないので・・・ま。薄い本だから仕方ないでしょうが。

 

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・・・この、ある意味醜悪な”人間”が、肯定できるのかどうか・・・神の創造物だから、肯定せざるを得ない、ということなのでしょうか。

 

わたしは、此処でもアメリカのドラマ『スーパーナチュラル』を思い出しました。主人公兄弟が努力すれば努力するだけ、悪を積み重ね・・・世界は混沌に向かう。

一応、この作品『スーパーナチュラル』の作者は神様ということになっているので、神はそれを肯定している、ということなのでしょう。なかなか複雑なストーリーです。

 

人間を型にはめようとする「心の働き」から、自由になる。自由からも自由になる。

 

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ホッブスからはじめて、トクヴィル、ルソー、民主主義・・・と不慣れな読書を続けてきましたが、ここに来て、『ファウスト』再読、トーマス・マンの『ファウスト博士」・・・ニーチェの『ツァラトゥストラ』再読ということになりそうです。

 

先の事は分からないが・・・

図書館から「貸し出しの準備が出来ました」という連絡がきた。トーマス・マンはあまり記憶にないので、読むのは今回が初めてかもしれない・・・

 

独ソ戦』は、フィーリングが合わないのか、見えるところに置いてはいるのですが・・・先に進まない。

 

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今日も暑くなりそうです。