思いの世界

【おまえのように定めなく揺れ動いている者には、ついには牢獄も至福の場所と思われてくるのだ。おまえは見たことがあるか、獄に投ぜられた犯罪者たちが熟睡するのを。かれらは安らかに眠る。おのれの新しい安定を享受して。

警戒せよ、とどのつまりおまえがなんらかの偏狭な信仰に捕えられ、閉じ込められるということがないように。過酷な、峻烈な迷妄こそ、おまえをとりこにする危険がある。すなわちこれからおまえは、偏狭であって確固としているすべてのものに引き寄せられ、誘惑されるのだ。】

『ツアラトウストラ』p613

 

頭でっかちになって、解釈の世界にのめり込んでしまうと、碇を失った小舟のように、波間に漂い、船酔いに悩むことになる。なにしろ解釈は無限にあるからだ。それが面白いと感じられている間はいいのだが・・・。

解釈を施されていない、無味乾燥には、耐えられなくなってくる・・・

 

感動し、共感しないではいられない。

 

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昨夜は暑かったですね。夜9時過ぎても30℃を下らなかったのではないかな

今朝がたの部屋の中の温度計は29℃でした。

何となく寝不足の感じです。頭が今一つハッキリしないような。

 

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面白い題名の本があったので借りてきた

『残酷な進化論』NHK出版 更科功著

 

進化の頂点に立っていると思っているヒトに、そんなことではないよ、と言いたいのだろうか

いずれにしても、薄い本である、読んでみてからですね。