suudoku

この3日間、ずいぶん数字とにらめっこをしていたな

やっと、必勝法とまではいかないが、だいたい勝てる方法が会得出来たような気がしている。

父が生きていれば教えてやりたいところだが、おそらく、私などより沢山の問題を解いている筈だから、それでは満足しないことだろう・・・

それでは面白くないからお前に聞いたのだよ、と。

確実な方法は、たぶん私のような頭の緩い者には、縁がないのではないか・・・

 

一応数独は「卒業」ということにしよう。

 

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久しぶりに、一海さんの『漢詩放談』を手に取っている。

 

サルもずいぶん頭を使うのが好きらしいが、人間はそれ以上に、頭を使うことが好きなんだなあ、と思いながら、読んでいる。

私は単純なのが好きなのだが・・・それは皆が複雑なことが好きな裏返しのようなものなのかもしれない。皆が単純だったら、すこし複雑なのが好きになるかもしれない・・・

短い詩形の中に圧縮して盛り込めるものを考え、そこからはみ出したものを少し複雑な詩形に盛る。盛り切れないものは、膨大な過去の作品と関連付けて、表現する。しかし、表現して初めて、不足が意識され・・・違いが浮かび上がる・・・

 

本を机に置いて、眺めながら、詰まらぬことを思う。

 

本当に書きたいことがあって書くのではなく、何か書いてみたい意欲はあるのだが、書きたいことが分からない。が、形の中に盛ってみると、はっきりしてくる・・・

 

混沌に目鼻を付けないではいられないようなところが人間にはあるのかもしれないな

 

ニーチェは、もう少し正気が保てたら、『ツアラトウストラ』第5部を書いたのだろうか。一つの円環が閉じているようにも見えるのだが・・・