『石さまざま』の初めにある話です。
なかなかいい話で、私は好きですね。・・・ただ、ヒトによっては、ながながと続く昔ばなしの語り口がまだるっこしいかもしれません。
お母さんに叱られて落ち込んでいる孫を慰める話です。
おじいさんが、一緒に歩きながらその地のむかし話をはなし続け、夜に至って、きつく叱った母親が寝てしまった頃になって家に帰る。母親の顔を見ないで寝床に入る・・・こころに傷を負った少年が、立ち直るのは、このぐらいの時間はかかるだろうなあ、と。・・・実にやさしいおじいさんです。
このやさしさを、ペストでヒトが死に絶える昔のはなしをすることで、かなりショックな辛いことを思い出さないようにさせる中に、示す。
ふだんから、こういう形で、いろんなことを教え、伝えてきたのだろうなあ。
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余りの暑さでだろうと思うが、温泉が湯船から溢れ、手も入れられないほどの高温の湯が流れ続け・・・ヒトが入れないようになってしまった。
よる、放送されたところでは、コンピューターで制御されているのだがそれが調子が悪くなった、しかし、お盆休みで業者がつかまらず修理はもう少し先になると。
ま、パソコンでも60℃以上になるところに置かないように、と書かれているくらいだから・・・機械室が過熱してしまった可能性は大きい。
機械が過熱するようなこの高温の中でも、グランドゴルフのおじさんおばさんは頑張っていた。脱帽です。