あんまり暑いので

疲れてしまい、本ではなく、ついビデオを見てしまう

 

若い時に横溝正史さんの本をたくさん読んだことがあるので、石坂浩二主演の金田一耕助シリーズを何作か見た。概して面白かった。

・・・だいたい犯人に自殺されてしまい。逮捕出来ない。主役が、探偵であり刑事ではないからかもしれないが・・・

刑事が主役のドラマだと、刑事の仕事というのは、犯人逮捕というより、復讐防止が仕事のような感じである。悪い奴は逮捕できないで、復讐しようとする奴が逮捕される・・・(悪い奴の方が賢いということかも)

あまり後味はよくない。

ま。国家権力というのはそういう不完全なものだと、テレビは言いたいのかもしれない。

 

・・・・・・・・

 

シュティフターを読んでいて、時の流れ、ということについて考えさせられる。

産業革命以降、時の流れというのは、私たちの外側にあって、私たちには如何ともしがたいものとなってしまったが、それ以前は、ずいぶん違っていたのではないかと。

・・・誰にも同じ時間が流れていたわけではなかった。単調な時間というものもなかったのではないか

・・・直線的な同質な時間というものは、時代が生み出した約束のようなものに過ぎないのではないか・・・

今は、よほど意識的に見ないと、どこまでも時に流されるようなことがあり得るが・・・

 

・・・・・・・・

 

今朝はずいぶん涼しかった。多分25℃以下だったのだろう。

生き返ったような感じであった。

お昼の散歩も、多分34℃か35℃ぐらいだったのだろうが、慣れてしまって苦にならない、ような感じであった。これはセミの声・虫の声そのた、空気の様子などが、もう10日前とは全然違ってきているから、に違いない。(そうはいっても午後になるとそうとう疲れてしまうけれども)

 

朝の坐禅は、以前(1か月前)に戻してもいいような・・・