いろいろ

散歩が余りできないのは、”普通に歩いていてアキレス腱を傷めた”記憶がよみがえるからである。

もう若くはないんだぞ、ということである。

それから、ときどき、膝に違和感を覚え、そこで立ち止まって足踏みをしたり・・・しばらく足踏み、するとまた歩ける・・・

 

ま。老後の体力というのは相当な個人差があるだろうから、ね。

 

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仏陀』まだ、半分も読んでいないので何とも言えないところもあるのだが、

私たちが、珍しい生き物を観察したり解剖したりすることと、オルテンベルグのやっていることは似ているのかな、と思ったりする。正確なのだが冷ややか、というのか。

正確ということでは中村元さん(岩波文庫本)などにも感じるが、正確であろうとするところに冷たさは感じない、増谷文雄さんは少し違うような・・・彼は熱いのかな。

 

そうそう、昔を思い出した。木村泰賢さんは「寝っ転がって考える」と知って、読む熱意が急激に醒めたことを思い出した。とうぜん、正座なりなんなりの姿勢で考えるものと思っていたのである。・・・今ボクは寝っ転がって本を読んでいるのだが・・・若い時はそんなことを気にしていたんだ。

 

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トランプさんをめぐる報道(といっても見出ししか見ないのだが)を見ていて、

この間『大衆の反逆』の読書を、腹を立てて、途中で投げてしまったことを思い出した。

我慢して最後まで読むべきだったな、と。

 

模範解答はないし、おそらく方向性もない。適応があるだけなのだろう。

しかし、ポピュリズム批判は、方向性を問題にするとことから出てくるのだろう。

こういう大事な問題は、もっと根気よく考えないといけないね。

 

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