『叫びのカオス』読み終わりました

まだ、作者は何を書きたかったのか? あれこれ考えているところですが・・・

 

神の方程式、が中心のようです。

神さまが世界を創った時に使った方程式。

それが分からないために、カオスが現れる、あるいは、カオスの様相だけが見える。

 

プトレマイオスにしても、ニュートンにしても、神の方程式を発見しようとしたようなところがあるが、現代ではそれが見失われてしまった。みんなは、あるかどうかも、分からない。そこで、それを発見したら・・・

というような思いが根底にあるようだ。

 

結構分厚い。470頁あまり。肉付けが面白く、読みごたえがある、と言えるかもしれない。なぜポアンカレなのか、も。

 

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今のアメリカを思う時、貧富の差の拡大はもう放置すべきではないのではないかと、思いますね。新自由主義というか、グローバリゼーションというのか、これは、以前から問題になっていましたが・・・最初の頃は、南北問題として表れてきていたのですが、ここに来て社会の分断として表面化しているわけで・・・

たしか、『エイリアン』は、大企業が支配する世界が背景でした。今のままだと、そんな感じですかね。

 

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寒さはキビシイ。しかし今のところ、雪は少ない。

室温は0℃にちかい。日中でも気温が上がらない。

じっとして、読書です。餅はそろそろ終わりです。

まだ、乾麺とお米と佃煮、大根と白菜とニンジンがあるから、買い物はしないでいいから。