・・・ヒトはグチは聞きたくない。ボクも同じだ。
しかし、書いたものは、少しばかり距離が取れるので、許されるか?
60になった頃に、昔書いたものを読んで、もうあんなものは書けないな、と少し寂しくなった。・・・今は、そういうモノとは少し違うものを書いている。若いことを羨ましいと思っても詮無い事である。過ぎてしまったのである。
いま書いているのはまあ、どうでもいいものである。はかなく消えてしまう印象のようなものに近いかもしれない。
一日塩分6グラム。この前食事指導を受けた時言われた目標である。これはかなりキツイ。
多分お米一食分の中にも0.5か1グラムぐらい入っているのではないだろうか。・・・
食パン一枚に1.1gとろけるチーズ一枚に0.3gコーンスープに1.2g。ということは、朝これだけ食べるとすでに2.6g。一日の半分を摂取したことになってしまう。スープは半分捨てなければならない・・・あるいは、最初から半分量で作る。
パンよりご飯がいいですよ、と言われたことを思い出す。それから、カリウムを取れる野菜などをたくさん食べなさい、とも言われたな。
・・・たぶん味噌汁はダメ。具を食べて汁は捨てる。どんな野菜でも、0.1gぐらいは含まれているだろう。あるいは、週に3回ぐらいとか。
この前病院に入院した時の食事は、考えて見れば、かなり上手であったなあ。結構美味しく頂いた。あれがたぶん6グラムということなのだろう。
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食事の指導を受けてから10日ぐらい経つのだろうか・・・ずいぶん落ち着いてきているのだが、心臓がチクチク痛んだり、胸にこみ上げてくるのを感じたりすると、やはり少なからず気になる。・・・おいおい、おとなしくしていてくれ
・・・・コーヒーは、少し薄めを一杯か、ときに半分。で止めるようになった。
しかし、コーヒーを飲まないともう一つ元気が出ない。どれだけカフェイン中毒なのかと思う。コーヒーは別に禁止されてはいないのだが、心臓がチクチク痛むのと関係しているような気がして・・・
お風呂は、すぐに湯船に体を沈めるようなことは無くなった。腰まで浸かって、手で上体にお湯を掛けて・・・体の様子を感じながら、おもむろに・・・。
臆病と言えば臆病である。・・・あの心臓の悲鳴のようなものを感じるのは、できれば、避けたい。・・・電気ショックで飼いならされて行くような感じだ
「昨日の貧はいまだ貧ならず」という言葉を思い出す。たぶん今日の貧もまた貧ではなかったなあ、という日が来るのだろうが・・・
医者は、食事に気を付ければ、今までの生活を続けて結構です、と言っていた。
こういう心臓に慣れればそういうことなのだろうかな
耳を傾けるべきなのは、医者の言葉なのか、心臓の音なのか
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『歴史を動かす力』司馬遼太郎対話選集3
「日本歴史を点検する」海音寺潮五郎さんとの対話である。かれらは師弟関係と言っていいのだろうか・・・考え方は少し違うように思うが、お互いを認め合っていていい感じで話をしている。確か、司馬遼太郎は、敗戦後、何時から日本人はこんなバカになったのか、と感じたところから考え始めたというようなことを何かで読んだ記憶があるが・・・
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今日も散歩をするつもりである。どうも足腰がめっきり弱ってきているような気がする。これはマズいのではないかな
幸い天気はいいようだし・・・。