この5日ほど、ネット配信されているドラマにはまってしまい、
ドラマを見続けていた・・・肩こりがひどくなり、今は中休み。
『琅琊榜ろうやぼう』という台湾の(中国の)ドラマである。
一回45分で、全部で54回。たぶん2015年に、毎週テレビ放映されていたものだろうと思う。
ネット配信は何時からかは分からない。
中国歴史ドラマというのだろうか・・・歴史ファンタジーというのだろうか。
私は、なぜこれほど面白いのだろうか(これほどの長編を全篇見終わって再度見ようなどと今まで考えたことがあっただろうか)と振り返れば、映像もきれいだし、ストーリーも練られているし、役者も上手い・・・日本がかの国の影響をどれほど受けたかも一目瞭然である。しかし、本当のところ、
中國の怨念のようなものを感じるからではないか。力(利)に対して、情と理と。
(日本が失ってしまったものを見せられている・・・)
中國の古代史(史記)などを読むと、そういう思いがする。近代の中国もまたそうである。
ただ、こういうのは主観だから、私がそう思うというだけのことで、他の人が見れば、またいろいろな感想があるのだろうと思う。とにかくよく練られていて面白い。
信頼していた仲間に裏切られた・・・いつの時代か分からないが水滸伝の頃からそう遠くない(竹簡もあるが、紙の印刷された本もある)ような昔々、梁という国の首都、金陵のなかで話は展開する。・・・・
一言でいえば;裏切られて逆賊とされた自分と仲間の復権のための戦いなのだが、細部こそが大切なのである。全篇 見ごたえがある。
一度全編を見終わって、いまもう一度見直しているところである。
ボクはある意味、日本を代表するのは『ゴジラ映画』(シンゴジラでゴジラの息の根を止めてしまったのは象徴的でした)だと思っているのだが
この『琅琊榜ろうやぼう』は台湾を代表するのではないか。