『中国文学における孤独感』

斯波六郎 著 (岩波文庫

 

陶淵明関連の本を探していたら、見つかった。

著者は、広島大学の先生だった方のようである(1894~1959)。原爆の体験者かも知れない。

名前は聞いたことがあったのだが、読むのは初めてである。

 

すごく読みやすい。が、内容は、ボクには少し難しいかも。というのも、ボクは、いろいろ考えるのを止めて、平安を得てきた(無分別智を大切にして)ようなところがある。「こころを」分別して穿鑿するのは、長い間疎かにしてきた。

もっと若い時、30代ごろに読めればよかったと思いながら読み進んでいる。

 

そういうこころのことだけではなく、漢文の雑学的な知識ということでも、教えられることは多い。

 

著者は1959年に亡くなっているのだが、この本が文庫に入ったのは1990年である。

どういう経緯なのか、ちょっと気になるところである。・・・読み進めば分かるのかも知れない。

 

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今の時期、昼間の服装もだが、夜寝る時の掛け布団をどうするか、も、悩むところである。

それで、ここ2,3日、敷布団の上に寝袋で寝ている。(蹴飛ばす心配がない)

車中泊のための寝袋で、薄いものである。

着替えないで寝ているので、なんとなく疲れが取れないようなところもあるが。