9”95

山縣選手、日本記録おめでとうございます!!

 

最高の状態でしたね、追い風2メートル。

 

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陶淵明伝』吉川幸次郎(中公文庫)

 

何十年ぶりかで、久しぶりに読んでいる。

 

陶淵明の墓を、白楽天が500年後に訪れる。さらに300年後、朱子が訪ねる。そして更に700年後、諸橋轍次博士が訪ねる。(さらに、数十年後一海知義氏も訪ねている)

・・・もうあたりの様子はまったく変わってしまっている・・・

 

一昨年インドに行った時、お釈迦さんの時代を想像してみたのですが・・・あまり変わっていないところもあったように私などには見えましたが、大きく変わってしまっているのでしょうね。

 

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ボクはお坊さんにならなければ、今頃陶淵明は読んでいなかったかもしれない。

若い時は、吉川先生の本を随分読んでいて・・・それから宮崎市定先生の本を読むようになった。

文学から歴史の方に移っていった。

お坊さんにならなければ、漢詩を作るということも無かったろう。

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陶淵明伝」をよみ、「杜甫ノート」を読み、「杜甫私記」を読み、していると、久しぶりに、吉川節のような言葉遣いが懐かしくなってきた。

 

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今日は暑かった。この暑さでよく記録が出せたものだ。

鳥取の競技場で出たというのも、嬉しいですね。