吉川幸次郎対談集(朝日選書)
1977年に出た本である。当時、すぐに買って、2日ほどで読んだようだ。
今回、45年ぶりぐらいで、読んでいるが・・・なかなか面白い。
対談の相手は、井上靖・中野重治・桑原武夫・石川淳・石田英一郎・湯川秀樹
司馬遼太郎もそうだが、対話集は誰も面白いね。小林秀雄の対話集もおもしろく読んだ記憶がある。
ボクは同じころ、『杜甫詩注第1巻』を買って途中まで読んでいたのだね。
当時は、筑摩書房から出ていて4,800円であった。高いなあと思うが・・・学校の先生をしていた時だから買えたのだね。今だったら、とても手が出ない。
『中國哲学史』狩野直喜著(岩波書店)なども読んでいたようだ。通読ではなく、部分的だとは思うが。 古本を1,000円で手に入れている。
今、やく半世紀ぶりに、こういうところに戻ってきたようである。
50年ぶりと言うと、法華経のなかの”放蕩息子”をおもいだす・・・