今日がその日である。ボクの周りでも、すでに2回終わった人などが何人かいて、いろいろ教えてくれる。まだの人からも、いろいろ教えられた。
予備知識は十分というところである。
・・・ボクはインフルエンザ予防接種をいままで一度も受けたことがないので、ちょっと不安がある。しかし、もう体力がないので、大勢に流されてゆくしかないと思っている。
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『荘子』を読み始めた。何度目になるか・・・
『読書の学』を読んでいて、「哲学の空言」という言葉は、おそらく老荘と仏教をいうのだろうなあと思っていたのだが、この言葉に刺激されたのか、また読みたくなったのであった。最初に、岩波文庫第4冊を手に取っている。雑篇の方が面白いから。
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今年の雨は少し少ないのではないか、と感じていたところで、十分すぎる雨が降った。
前のお寺に居た時には、窓から見えるダムの一番上から水があふれるのは時間雨量60ミリを超えた場合だと聞かされていたので、相当激しい雨の時にはよく窓から眺めていたものだが、20数年の間に、一回だけそういうことがあった。そこまで行かない時でも、道路を山水が激しく流れ落ちるなどは当たり前の所だった。
一番激しい時には、カッパを付けて建物の周りの見回りに出た。こういう時でないと分からない、雨に弱いところを見つけるためである。それで随分補強工事をした。
・・・思い出である。ボクが今居るところは、町の中であるから。
今の住職はどうしているかな、とふと考えるだけである。