病院に出かけた。汽車である。
コロナウイルスワクチンは、2回受けないと証明書が貰えません、受けた方が良いですよ。というアドバイスを頂いて帰ってきた。
・・・まあ、死ぬことはないでしょう、という意味だろうと理解した。
・・・不整脈はかなり強く出るかもしれない・・・それは分からないが、死ぬほどではない、と。・・・
しかし・・・・不整脈というのは気持ち悪いんだよなあ・・・
正直のところ、受けないで済むなら受けたくない。(これは誰も同じだろう。)
迷うなあ。
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会計と薬局とで思ったより時間が掛かり、駅に着いたのが12時50分ぐらいだった。次の列車は14時1分・・・1時間以上あるのか・・・。
駅のホームのベンチで待つことにした。
日向は相当な気温なのだろう、生暖かいが風が吹いてくる。が、それなりに気持ちいい。乾燥しているからだろう。
・・・ペルーに出かける前の私だったら、駅で1時間以上待つなど、堪え難かっただろう。しかし、今は、仕方ない事として淡々と受け入れる。これは50年ほどタイムスリップしたような世界(懐かしい、子どもの頃の世界といってもいいか)で1年以上も過ごした功徳だろう。
足元近くまでスズメが寄ってくる。知らんぷりしていたら、そのうちチュンチュンと鳴き始めた。こっちを向いている。・・・屋根の上に鉄骨にはハトが二羽。クックと喉を鳴らしている・・・これも私を気にしているような・・・
ハハーン。何かねだっているのか。と思ったが、生憎何も持っていない。
無視することにした。
そのうち人が集まりだし、スズメも何処かへ行ってしまった。
結局家に着いたのは2時半過ぎ。それから昼食であった。
4時近くに散歩に出た。ヒグラシが鳴いていた。・・・ニイニイゼミとヒグラシが、ほとんど同時に鳴き始めたということだ。私の記憶だと、昔は、ニイニイゼミの声に聞き飽きたころ、ヒグラシとアブラゼミが鳴き出したような・・・。
そうそう。書き忘れていたが;途中、車窓から「檻に捕まった鹿」を見かけた。イノシシを取るための檻であろう。鹿が入るというのは珍しいような気がするが、近頃増えてきているのかも知れない。
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