『歴史小説の罠』 つづき

第三章 司馬史観東京裁判史観

第四章 ノモンハン事件の真実

 

面白く読んでいる。

 

実は『坂の上の雲』は読んでいない。『殉死』も、去年手に取った。薄い本だが、実は途中で投げてしまった。・・・しかし、面白く読んだ本も少なくない。

項羽と劉邦』は面白く読んだ。ペルシャの幻術師を扱った初期の作品も面白かった。

・・・『竜馬が行く』は読んでいない。司馬さんの名前はよく知っているが、熱心な読者ではない。

 

この程度の読書量なので、司馬さんがやり玉にあげられている理由もよく分からないのだが、・・・この「歴史小説の罠」は、論旨も明快で、文章も読みやすい。それなりの説得力もある。(司馬さんを山車に使っての本のようである。)

 

今読み終わったのは、第四章までだが、19世紀はフランス革命に、20世紀はロシア革命に翻弄されたようなところがあるのだなあ、と改めて思う。

 

将棋という、ゲームに、一生をかけても、次の指し手はなかなか読み切れないようだ。ましてや、世界を相手の、戦争に、読み間違いが沢山あるのは、当然だろうが・・・

『國破れてマッカーサー』はアメリカの秘密情報の公開されて分かったことの話だったが、これはソビエト崩壊後の情報公開で分かったことが元になっての本のようである。・・・どれだけ読み間違いが世界を動かしているか・・・というより、騙し合いが・・・。

 

改めて、戦争指揮官のメンタルの強さというモノに、思いを馳せた。また政治家の・・・近頃では、参ってしまった安倍さんと、したたかな菅さんとに。