老婆心

老爺心と書くべきかもしれない。

 

いろいろ相談を持ち掛けられると、ついつい「親切のつもりで」アドバイスをしてしまう。なにしろ色々経験してきているから。

しかし、考えて見ると、無責任である。

経験して苦労したから分かったことが、相手の役に立つのだろうか。

立つ場合もあるだろうが、ほとんどは迷わせるだけなのではないか。

 

本当の親切は、どの辺りにあるのだろう

 

電話かけてもいいですか。その話はもう聞きたくない。

戻ってくる機会がありますか。いや、そのつもりはない。

 

こういう突っぱね方が「親切」とは思わないが

もう完全に片足は棺桶の中と思っている人に、他に何ができるだろうか

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・・・突っぱねるべきなのではないだろうか・・・

 

此処にいるのも今日限り。二度と戻らない。戻れないと思っているのだ。

これからは、すべてが、そういうことだろう。

そういう無責任な自分が、この世のことに責任を持てるはずはない。

 

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それにしても、荷物が多い。(ためいき)