読書

ここ2日ほど、本よりも重いものは持たないようにして、大人しくしていた。

病院に行くことも考えたが、いまは安静にしているのが一番と思ったのである。薬ニトロを飲んでも思わしくないようなら行かなければならないと思うが、今は薬を飲むかどうか迷っている段階だ。

今朝は少し落ち着いている。

 

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『脳は何を見ているのか』(角川ソフィア文庫)を読み始めた。これは1年ぐらい前、オリヴァーサックスの本を読んでいた頃購入したものだが、興味が他に移ってしまい放置していた本である。

なかなか面白い。今半分ぐらい進んだところだが、これから難しくなりそうだ。

ボクは、唯識を読んだころの知識と比較しながら、読んでいるのだが・・・

進化という観点から見ていくと、たとえば、高いところから獲物を狙っているトンビには、何がどう見えているのか、つまりは、網膜に映ったものを脳はどう処理し、どのように見えているのか(たしか視覚そのものが少し違っていると読んだことがあるので、その見え方もずいぶん違うのではないだろうか)、とか、サルはどう見ているのか(人間は逆さでは表情が読めないらしいが、サルは樹上生活だからそういうことでは困るはずだし)、とか、おおいに気になる。・・・こういう関係の本を探すことになるかもしれない。

 

本の最後の方に、参考文献とウェブサイト が示されていて、いくつかのサイトでは視覚関連の面白いものが見られるらしい。(ぼくはまだそこまでは踏み込んでいない)

 

『日本人 という うそ』まだ三分の一程度進んだところだが、なぜ『タテ社会』を読んでいてこの本を思い出したのか、よく分からない。これ(この本)はこれで、面白いが。

 

それから、多分父が最期の頃手に取った本だろうと思う『十津川警部』シリーズのなかの一冊を読んでいる。・・・ボクにはちっとも面白くないのだが・・・。最後まで読もうと思っている。

 

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もう二十日ほど、散歩をしていないのだなあ・・・ここに移ってきて一回も。