『AIは人類を駆逐するのか』(幻冬舎新書)
なかなか刺激的なタイトルです。内容は、聞きかじっている話題が、よく整理される、という方向でしょうか。もう少しで読み終わる。
第4章 22世紀は自律する頭脳と共存する時代になる には、ちょっと刺激的な。明るい(???)未来が描かれている。(人間だけの未来では、とてもこんな楽観的な世界は想像も出来ません)
今までロボットやAIが出てくるSFでは、彼らのせいで悲惨な、未来が描かれることが多かったような気がします。戦後間もなくの頃は、ある意味楽観的なものも散見されましたが。
このようなある意味手放しの、バラ色の未来像を見るのは初めてかもしれません。バラ色とはいえ、そこでは否応なしに人間自身が変化を余儀なくされていくでしょうが・・・
これは、ボクの勘違いで購入してしまった本である。ボクは、資本主義は奴隷制の別名ではないか、というような方向で考えていたのだが、そうではなく・・・資本主義は奴隷制とセットで発展してきたという・・・トクヴィルの見ていた”アメリカの未来”を思い出します。
書かれたのも、1944年と古い。勘違いで買ってしまったが、読み始めると、なるほどなと、思わせられる。年を越して読み継ぐことになりそうである。
『脳の風景』(ちくま選書)この前藤田一郎さんの本を読んで面白かったので購入。この前よりレベルが高いというか・・・
『集中講義 大乗仏教』(NHK出版)・・・こうしてブッダの教えは変容した・・・という言葉に惹かれて購入。
他にも読んでいるが、とりあえず新しく購入した分。(近頃は新本を購入することが多い。というのも、古本の値段が上がり、古本を買うメリットが感じられなくなってきているからである。)
心臓の調子も、ほぼ平常に戻っている。寒い時期は無理をしないようにしようと思う。
春になってから、庭に小さな菜園を作ろうかと思っているが。春になってみなければ何とも言えない。
今年はこれでお終い。よいお年を。合掌