明けましておめでとうございます。

冬夜長し

7時頃には眠くなってしまう。2時ごろには目が覚めてしまう。

一人暮らしの時には、エアコンをつけて読書することが多かったが

今は居候なので、4時まではエアコンを我慢している。

毎日2時間、ときによるともう少し。

読書するにしても、布団から手を出すと寒いし・・・

寝床の中で目を覚まし、じっとしている。

目をつぶると、いろいろの思いが去来するが、ほとんど記憶には残らない

目を開けていると、いろいろ考えが浮かぶ。

今は、AI関連の本を読んだばかりなので、これから数十年先の未来を想像する。

AIにアシモフロボット三原則以上の、原則を教えることが出来れば、或いは明るい未来も有り得るだろう。しかし、あくまで人間が主導するので、そうでない、あぶないAIも誕生するに違いない、それは阻止できないのではないだろうか。

ボクの場合は、想像の中でも、どうしても、あかるい未来というわけにはいかないようだ。

また。「資本主義と奴隷制」を読んでいるので、これに関連しても、あれこれ考える。

功利的な考えで、既得権益にこだわるあまり、どんどん深みにはまり、墓穴を掘る。アメリカの、イギリスからの独立には、そんなところが見受けられる。また、その破綻から、奴隷解放が具体化してくるのかも知れない。

プランテーション農業で過酷な労働に黒人が投入されるようになったのは、どうやら最初は白人や地元の人が使われたのだが、逃げてしまった場合、それを連れ戻すのが難しい、しかし黒人の場合、逃げても直ぐに発見されてしまうので、かれらも従順になるしかない。という理由らしい。しかし、従順であるのをいいことに、どんどん彼らを使うことがエスカレートし、人権はく奪まで進む。

 

・・・・

大航海時代に入り、植民地経営が始まり、富がヨーロッパに流れ込むことになると、さまざまな産業が活発化してくる。その中で、事態はどういう風に推移していったのか、ということを、イギリス・アメリカ大陸・西インド諸島・アフリカなどの動きの中に見ている。

 

この本の序文の最初に、次のように書かれてある

【本研究は、イギリスを範例とする初期資本主義と黒人奴隷貿易、黒人奴隷制および17・18両世紀における植民地貿易一般との関係を、歴史的パースペクティブのうちに位置づけようとする試みである】

 

・・・・・・・

 

ボクは、冬夜が長いことを嘆いているのではない。寝床の中で、目を覚まし、眠れないままに、あれこれ思うことも、一つの姿だと思っている。3月ごろになれば、起き出してしまうだろうが、今は、じっとしている。

時に、足先が冷たくなったりする、そういう時には、老夫婦が、冬までに暖房用の薪をあつめることが出来ないで、寒さに凍えて冷たくなっていたことなどを思い出したりするが・・・

ボクの場合は、足に靴下をはけば解決してしまう。

 

頭の思いと自分の位置には大きな隔たりがあるのだが・・・

 

・・・・・

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。合掌