三国志 第二冊に入りました

曹操が天子を許都にお連れするところまで来た。

着々と人集め(というより人が自然に集まってきて)をし、もう敵対する人も少なくなってきている。国家の柱石という感じである。

ここまで読んできたところでは、曹操がずば抜けた存在感を持っているのだが・・・どうやら主役ではない。憎まれ役らしい・・・何故か。

少年漫画の世界でも、ライバルはほとんど全てのものを持っていて、主役は、努力以外の何も持っていない、ということが多かったように思う。

まあ、庶民のなかで語られた講談のようなモノの中では、似たようなことがあるのだろうか。というのも、庶民はその主役のように何も持っていない訳だから。自分の身近な存在が英雄になる、それに拍手する。そういう事だろうが・・・。

 

李かく・郭汜(天子を手籠めにして悪のかぎりをつくした将軍たち)などは、明らかに異民族のような気がします。長安から洛陽周辺には、そうとう沢山の異民族が動き回っていたような・・・というのも、五胡十六国時代の様子(後先考えずに今を楽しもうとする)とすごく似ているから。・・・友と言えども信用ならないような・・・。

 

劉備はなんか信用ならないところがある(水滸伝宋江も、偽善者のようだったが)が、義に厚い。そこは信用出来る。これも主役になれる資質ということか。曹操計算高いようなところが見える。劉備には、計算しない、確信犯的なところがある(それが偽善的に見えるのだが)。

 

こうして書いていると、将棋のKさんを思い出す。彼は曹操びいきの三国志ファンだった。というより、張飛好きの、というべきか。

将棋の勝負がはやく着いてしまった時など、よく三国志の話をした。かれは司馬懿にも興味を持っていた・・・彼が読んだ本は何だったのか・・・

三国志は漫画にもなっているし、ゲームにもなっているようだから、ボクなどの知らないことは沢山あるのだろうが・・・司馬懿とは!と思ったものだ。

ボクが第十冊を買わなかったのは、多分司馬懿があまり好きではなかったのではないかな。

いろんな思い出すことはあるが、今回はまあ、淡々と読み進めることにしよう。