夜が長い

近頃は昼の方が長くなってきたが、まだまだ夜は長い。

朝2時ごろに目が覚めてしまうので、おそらくはこれからもつづく。

 

あおむけで本を読むことが多いのだが、目や腕が疲れて、明かりを消して

天井を見ていることが増えてきた。

 

とにかく、今日何をしなければならないということがないので、寝床からサッと飛び起きるということはすくなくなった。

最初の頃は、本の読んだところをあれこれ考えたり、連想に遊んだりしていたのだが、

近頃は、ただ天井を見ていて、だんだんカーテンの隙間が明るくなってくるのを感じていたりすることが増えてきている。

 

そういうときに、過去の様々な出会いを思い出すことも少なくない。

もう亡くなった人なども多いが、まだ存命の人も多い。

必ずしも人とは限らず、情景もある。

 

懐かしくなって会いたい思いが募ることもあるが、一歩退いて、

逢って如何したいの、と思う。

どうにもできないし、どうすべきでもないのではないか。

(ことばも上手く喋れないし・・・共通の話題もないし・・・)

区切りをつけたはずではなかったのか。

 

それでも、もう亡くなった人には、出会ったら挨拶ぐらいは交わしたいものだと。

 

現実と夢の間が曖昧になってきていると感じることもある。寝ぼけているのかも。

 

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あれも一時、これも一時であろうか