『ことばと文化』(岩波新書)

1973年5月初版。第一回目に読んだのは、この年の5月下旬。第二回目に読んだのは、2016年。

そして今回第三回目。

鈴木さんの本はどれも面白いが、この本は特に好い。すごく刺激的である。今回読んでも、やはりそう感じた。お勧めである。

 

『ことばと文化』p180に次の言葉がある。

 

【問題とはそこにあるものではなく、視点を設定した時はじめて出てくるものなのでる。】

 

確かにそうだね。

 

・・・50年で何回も手に取り、通読したのが3回。処々に赤線が引かれて、かなり痛んできたので、今回、新しく同じもの(古本)を注文した。