『絵画で読む聖書』新潮社

著者 中丸明 1997年発行

 

旧約聖書

新約聖書

聖人列伝抄

 

という構成になっている。私は「新約聖書」の部分から読み始めた。

さきほど、一通り読み終えたところである。

 

文章は、宗教色が消されていて、読みやすい。が、宗教色を消すために下ネタを使うというのは常套手段なのかな?

・・・名古屋弁らしい言葉つかいが少し分かりにくいが・・・。これはバランス感覚かな。

 

絵画で読む、というのだから、絵はもう少し大きなサイズの方が見やすい・・・カラーまでは求めないが。

見開きに1枚か2枚か、デューラーの作品などがあれば嬉しかった。(許可が得にくいのかな?)

 

最後の、「著者略歴」のところに、「プラド美術館」は本書の前身である、というようなことが書かれている。確かに、絵の写真はプラド美術館が多いようである。

 

ボクは聖書の知識も乏しく、新約の絵画も、半分ぐらいは、説明なしには分からないものであった。「旧約聖書」は通読したのは一回だけなので、この部分の絵画は、ほとんどが説明なしには分からないのではないかと思って後回しである。

 

最後の「聖人列伝」も興味深い。此処に出てくる聖人も、知らない人ばかりである。

説明を読んでも、よく分からない。本当に、自分はこういうことを知らないのだなあ、とあらためて思うが、人間界の事を全部を知るなどどだい無理なことだ、それはそれでいいと思い直す。西欧では常識だろうと思うと少しだけ気になるが。

 

・・・・・・

 

暑い日が続きます。散歩は止めて、家の中で寝っ転がって読書です。「絵画で読む聖書」は単行本なので、少し重く、扱いづらい。すぐ疲れる。

 

暑さで、ナス苗の葉っぱが巻いてしまう(大きいですから)ので、午後3時ごろ水やり。今の時期に水やりというのは、異例かも知れない。でも、すぐ大きくなる。