近頃思う事

『神のいない世界の歩き方』半分ほど読んだ。続きはしばらくお休み。

 

日本国憲法』(岩波文庫)を読もうかと思って、しばしば手に取るのだが、なかなかページを開くところまで行かない。

憲法に手を入れると、改悪になる可能性が大きいように思うのだが、今のままではいけないような気もするし・・・

アメリカがあまり頼りにならなくなってきているこの時期に九条に触るのはどうなのだろうか。

 

ボクの歴史認識はズレている可能性が大きいのだが;

たしか朝鮮半島で統一が実現していないということは、朝鮮戦争はまだ終結していないということである。すると、極東の軍事(政治)にはアメリカが大きく係わっている。ところが、そのアメリカは没落しつつあるので、日本に多くを肩代わりさせたいと思っている。しかし、老齢化社会の日本は、とてもそれを引き受けるのは無理である。

そういう時に、ウクライナ問題が起こり、緊張が高まっている。

 

こういう時に、自衛のための軍隊を持つことを宣言することは、どうなのだろうか。

アメリカは喜ぶだろうが、日本の平和は却って危うくなるのではないのか。

日本は対ロシアだけを想定しても、中国も北朝鮮も緊張するだろうし、ただ単に極東の緊張を高めるだけで、平和を確保することにはならないのではないのか。

 

経済の事しか考えない人も多いようだから、経済的効果ということでは、しばらく日本は潤うということでもあるのだろうか・・・知識のないボクには分からない。

一部が潤い、多くが貧しくなる未来しか見えないのだが・・・

 

長い間、政治には無関心で生きてきたのだが、ここに来て、少しだけ、気になりだした。次の世代に、何を残すつもりなのか、何を残したいか。