分厚い本である。617p。内容も易しくはない。難しい。専門書と言っていいだろう。
買ったことを後悔した。
以前なら、こういう本は図書館で借りるのだが、
此方に移ってからは図書館には一度も行っていない。コロナのこともアリ、
また大都会なので利用者が多いと思うから、人ごみには近づかないようにしている。
それで、古本を購入した。まえに『漱石』(岩波新書)を読んで面白かったので、その新書本の基になっているらしいこの本を読んでみようと。
しかし、最初のページから読み始めたのだが、ちんぷんかんぷんで、一度ならず投げ捨てようかとも考えた。だが、思い直して、パラパラめくって、途中はすっ飛ばして、
p310、「母の場所」の第6節から読み始めた。
夏目漱石を扱っているのは、この辺りからのようである。
その前の方では、芥川龍之介、中島敦、などが扱われているようだが・・・。一番最初は、丸谷才一だった。
説得力がある。なるほどなあ、と唸ってしまう。
明日までには読み終えそうだ。
・・・・・・・・・
口の中、歯茎が痛くて、憂鬱である。
入歯が合わないようで、緊急で診てもらった。
そしたら、
そのうちに抜けるだろうと言われていた歯の周りの根っこの辺りが炎症を起こしているのであった。これは、歯槽膿漏だから、歯間ブラシを挿しこんで、血を出さないといけない。(それがとても痛いのである)前に指導したとおりにやってますか。(やっていたつもりだけれど、痛いと止めていたのも事実である)こうやって、イソジンを付けてから、歯茎に挿しこんで、血膿を出してあげないと。(チクチクと痛いのですけれども)痛くても、日に4回はやらないと。
昨日は帰ってからも、口の中が重く、緊張したせいか(あれだけ痛いと緊張してしまう)、早々に寝た(7時ごろ)
これから毎日、4回かあ。人にやってもらうのなら、痛くても我慢できるが、自分でやるとなると・・・ボクにできるかな?
以前読んだ漢詩、作者は誰だっけ。有名な詩人だが・・・
まだ30代前半なのに、歯がぽろぽろ抜けてしまうことを詠んだ詩だった。
30代ではちょっと早すぎるような・・・。と思ったな。
女の人なら50代、男は70代というのは、普通なのだろうが、この歯の問題は、そういう普通などということは慰めにはならない。
しばらくは、柔らかいものしか食べられそうにない。
まあ。そういうことだ。