メモ

「激安のドン・キホーテ」と間違われそうで、ヨコ文字を書いた・・・。他意は無い。

 

プラド美術館』を読むと、歴史は後戻りしないという通説も例外があるのかも知れないと思わせられる。

まあ、部分的にはそういうことはあり得るということなのかもしれないが・・・。

 

レコンキスタによって、スペインは中世に逆戻りしてしまったような。その力技が可能だったのは、新大陸からの富の収奪。そのすべてを、聖戦に湯水のようにつぎ込んで、カトリック教会を維持し続けた・・・。残ったのは、貧民と荒野だけ・・・。

 

プラド美術館ガイドブック』を見ていて思ったのは、ほとんどが宗教画なのだけれども、宗教というより、別の何か。見ていて疲れるような何か

その何かはハッキリしなかったのだが、人間の業のようなモノを感じていた。のだが、この『プラド美術館』をかなり読み進んで、その実情が分かった。

 

(この本で)何故かなり下品なことが言われ続けてきたのか。それが実情だからであると。

 

・・・。日本人が上品になりすぎてしまったのかも知れないね。あるいは偽善的に。

 

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書見台』を買った。寝転がって読むには重すぎる本を、テーブルに置いて読むと、姿勢が悪くなりそうで、じっさい、長時間の読書は無理であった。それが、あたかもパソコンの画面を見るように観れる〈書見台〉の広告が、本を探していた折に、画面の片すみに表示された。これは何時ごろから表示されていたものかは知らないが、目に付いたのはつい先日である。

幾つか見ていると、かなり安いものが有る(ボクは実用的で安いものしか買わない。自虐的には、買えない)

それで、早速手に入れた。使ってみると、便利である。少し大きな重い本も、頬杖ついて楽に読める。本体自体は軽量でしっかりしている。(まあ、1年ぐらい使ってみないと頑丈さは分からないが)

 

寝転がってばかりいて、足腰が弱ってきたような気がしていたところなので、文庫本もこれで読めるかもしれない。

 

これからの季節、これでさらに読書しやすくなる。