オリバーストーン「ザ プーチン インタビュー」

この前亡くなったソ連最後のゴルバチョフ大統領・ロシア最初のエリツィン大統領の頃からトランプ時代までの、プーチンの歩みを辿った映像。インタビューそのものは大統領になってからのもののようである。全4時間。

 

何回ぐらいインタビューしたものか。最後の頃は随分親しげである。

しかしそれはオリバーの方が親しみを感じるようになっていったので、プーチンの方は最初から同じように協力的のように見える。

 

まだ最後まで見てはいないのだが・・・そして全部を理解したわけではないのだが(国際問題に疎く、ほとんど半分も理解できないと言っていい)・・・

 

一貫して攻撃的・威圧的なのはアメリカ・NATOのように見える。(インタビュアーも。)

まあ、プーチンさんもそう捉えているようだ。

じっさい、ソ連時代はともかく、ロシアになってからは、軍事費一つとっても、アメリカの一割弱である・・・。核施設までアメリカの監視団が入ったという。当然、あらゆる意味で守勢であろう。出来るだけ協力的であろうとするが、一方的に押しまくられて・・・。

 

政治問題は複雑でとても分かりにくいが・・・この映像を見る限り、プーチンさんはこのインタビューに実に協力的で、誠実に見える。

一貫して、何とかロシアの国土(国民)を回復したいという願いは切実のようである。

 

この頃、ロシアの市民権を得たらしい、もとCIA職員のスノーデン。彼の日本についての発言は、当時話題になったのだろうか。ぼくは全く知らなかったのだが、今回聞いてちょっと驚いた。

 

アメリカは、ロシアの息の根を止めたいのですかね。しかし、そうすると、「狡兎死して良狗煮らる」事態になると思うのですが・・・。(平和のようで危険な状態)

 

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本腰を入れて草取りをしたいと思うのだが、初めて10分もすると蚊が寄ってきて、蚊取り線香を焚いても、防ぐのは難しい。風のある日を選ぶべきか。

金木犀の香りが漂いはじめた。そういう時節なのだなあ。