『マイノリティ・リポート』

終わりました。

 

ボクは映画の『マイノリティ・リポート』は見ていませんが、この本の帯封でトムクルーズ主演で映画化されたことを知りました。

検索したところ、アマゾンで見られることが分かりましたので何時か見るかもしれません(無料ではないので直ぐには観ないでしょう)

 

面白く読みました。

 

「世界をわが手に」これは読んでいる最中に、大昔(中学生の時)読んで軽いショックを受けた「フェッセンデンの宇宙」を思い出していましたが、この事は解説でも触れられています。

なおこのアイデアは、「安定社会」「火星潜入」でも使われていて、一時流行ったのかも知れません。それとも彼のお気に入りかも

 

追記;このことに関して。後に、聖書を読んで、こういう発想は人格神、キリスト教的世界観から出てきたのだろうと思ったことを思い出しました。黙示録など読むとその破壊は尋常ではない。

 

『追憶売ります』は、映画『トータル・リコール』の原作らしいのですが、検索してみると、2度映画化されている。よっぽど脚本家を刺激するということでしょう。

ボクは映画は二本とも見たはずですが、あまりよく覚えていません。

 

この作品自体もなかなか面白い。意識下に閉じ込められた記憶。こういうのが流行った時期がありました。無意識の広大な海というのとは少し違い、意識そのものがテーマですね。

 

「水蜘蛛計画」というのも面白い。余裕の作品と言うべきか。SF作家が未来世界では予知能力者と見られているというのも面白いですね。

 

全部面白かった。

ということで次は;

 

『変種第二号』を注文しました。手元に届くのは月曜日でしょう。

これも映画化されたようですが、いまはどうなっていますか。「スクリーマーズ」という題だったようで、B級SFスリラーとか。

詳しいことはウィキペディアで読めますが、ボクは読んでいません。作品が先です。