普段はあまり人に出会わない郵便局の傍で、人だかりがしていた。
散歩途中のわたしも止められてしまった。
しばらくすると、陰の方から、盾を持った機動隊のような一団が走ってきて、
目の前で立ち止まった。そこでフィルムを止めたらしく
まもなく、通り抜けの許可が出た。
歩いて通り抜け、交通整理をしている若者に、何の撮影ですか、と聞いたところ
「見ることは無いと思いますが、子供向けのインターネット配信のものを撮っています」とのことであった。
郵便局が襲われるか何か、そういう場面であろうか。
年末を感じさせられる。
・・・人が襲われる事件が続きますね
・・・・・・・
『藤岡屋ばなし』なかなか面白い。
新聞の三面記事のすこし詳しいもの、週刊誌の記事のようなものである。
金牛和尚の話は、かなり長い。「天徳院金牛由来の事』約45ページ
12歳で火付けをして寺に預けられて、・・・頭もよく、それなりの修行の日を送ったのだが・・・性根は変わらないようで・・・いろいろ悪事を重ねる。・・・
・・・・・・・・・・・・・・
1ページに満たないような話もある。
猫に恩返しをされた話。”猫に小判”を思い出すように粉飾されている?
ネズミに恩返しをされた話。この話も出来過ぎのような。
本当かいなと思うけれども、忠犬ハチ公もいるし・・・まあ、そんなこともあるかも。
8歳の女児男の子を生む話。・・・これは確か、数年前、外国で似たようなことが話題になったことがあるが、この江戸時代には、(産めるのかどうか心配されたが)無事出産し、皆から祝福されて、沢山の見舞金が集まり、裕福になって、なんとか子育てができたらしい。(父親は? 神さまかな)
今ならどういうことになるのかな??
随分前に、父の所にある木の飾り物を見たことがある。ちょうどこの絵のような形のものであった。これは大宰府天満宮で正月に行われる「うそ替え」の神事と関係があるようだ。その後この神事は
大阪の天満宮でも行われるようになったらしい。
今までの悪しきことがうそになり、吉に鳥かえられると。
確かに旧暦の正月ごろ、鷽ウソが鳴く。こういうダジャレとか語呂合わせとか、遊び心が、好きだね。それで水に流してしまおうと・・・?
金牛和尚も、相当の悪だが、きっちり落とし前を付けていただく、というところまでは行かなかったようだ。
しかし、素行が改まることは終になく、それなりの死にざまをする。
人の手では解決できない。天網恢恢というところであろうか
今、全体の三分の一ほど読み進んだところである。