『年賀状』

本当に久しぶりに、”年賀状”を出そう、という気になった。

と言っても、(終活ですべてに”#さよなら”の挨拶をしてしまったので、)もう出す相手は数名しか居ないのだが・・・

 

郵便局に年賀はがきを買いに出かけた。そこで「賀正」か「迎春」という文字の

スタンプを押して帰ろうとしたら、

もうそれは無いのだという。

今はほとんどがインクジェットになってしまいましたので(そういうサービスは止めました)ということでした。

 

そうか。何時ごろからかは知らないが、そういうことになっていたのだ。

 

無地の年賀はがきを買って帰ったので(というのも、引っ越しの時、もう使うこともないだろうと「プリンター」を処分してしまったので、インクジェット用年賀はがきに交換してもらう気も起らなかった。)

さて。どうする?

 

数枚の事だから、すべて手書きでもいいのだが

せっかく『仏像彫刻』をやって、彫刻刀を持っているのだから、版画を彫ろうか

とも考えたが・・・そう思うと途端に、めんどくせえ

 

そうそう。ネットで彫刻刀を探していた時に、「ゴム印」とか「消しゴム彫刻」とかの愛好家が結構いることを知ったことを思い出した。

それで、消しゴムを使って、ワンポイントだけ、(書を少しだけやっていたので朱肉はあるから)彫ったものをスタンプしよう、と考えた。

 

”あけましておめでとう”は赤鉛筆で書いて・・・適当な位置に、ウサギをプリントする。それでいいのではないか?

 

終活の後も、まだ思いのほか元気かもしれないということになると、〈年賀状〉を出してみようか、などと考える。やはり完全な孤独というのは、無理があるようだ。すくなくとも私には無理のようである。

 

・・・・・・

 

12月は、最初の一週間ほど、じっとしているので、動き始めるのは10日近くになる。何となく気忙しい。